LinkedInを使って転職活動した話

はじめに

先日は退職エントリを書かせていただきました。本日は転職活動のあれこれを書こうと思います。苦労話なので参考になる部分は少ないかもしれません。

転職期間

2017年の6月から始めて、2017年の9月に終わりました。約3ヶ月でした。本格的に応募し始めたのは7月からです。結構長かったですね(OneJAPANハッカソンの運営と実施に丸かぶりでした)。使ったツールはLinkedInのみです。英語の自己紹介ページだけ作り、転職シグナルをONにしました。希望勤務地はサンフランシスコで、理由は西海岸で働きたかった(ITの聖地だし)。

転職活動を開始して最初は日本のコンサルの求人ばかりが入ってきました。私はコンサルには興味がなかったので興味がない旨を所々に記載していたのですが、関係なく連絡が続きました。年収も今よりだいぶ下がる形で、「俺って魅力ないのか?」と正直へこみました。また、海外からは求人が来ませんでした。なので自分から海外の求人(Amazon、Google、Facebook、Algorithmia)に応募しまくりましたが・・・何の反応もありませんでした(落ちたという連絡すらない)。

しかし焦らずじっくり待っていたら、そのうちに良い話がいくつか来るようになりました。焦りは禁物です。ちなみに海外(シンガポール等のAPACエリア)の求人もいくつか来るようになりました。突拍子もないものも結構来て、特に印象に残っているのは「シンガポールでVCやらない?」という求人と「金はないけど一緒にAGI (汎用人工知能) 関係で起業しない?」というお誘いです。

ちなみに、LinkedIn経由はほとんどが英語で電話がかかってきます。英語の訓練にもなるので、とても良い経験になりました。

応募企業とステータス

  • Google, Amazon, Facebook, Algorithmia: 自主的に応募、職場はSFC、反応すらない
  • PFN: 自主的に応募、1次面接でお祈り
  • SoftBank: エージェントの紹介、1次面接後に辞退
  • NVIDIA: 自社エージェントの紹介、1次面接後に辞退
  • 楽天: 自社エージェントの紹介、受ける前に辞退
  • PKSHA Technology: エージェントの紹介、コーディングテストでお祈り
  • Facebook Japan: 自主的に応募、最終面接でお祈り
  • ある企業: エージェントの紹介、合格

Preferred Networks

言わずと知れた超有名な深層学習のスタートアップ。私が最初に受けた企業です。私が応募&面接を受けたときはまだトヨタの105億円出資の話は出ていなかったです。エンジニア職で応募しました。応募した理由は、1. PFNは研究者中心(に見えたの)でビジネス側に興味があるエンジニアはPFNに絶対に必要なポジションだと思ったから(私がそのポジションに就いてビジネス側を回したいと思った)、2. 世界に通用する日本企業だと思ったから(私は日本企業全部を世界に通用する企業にしたいと思いApitoreを作ったのでここでのキャリアは将来に必要だと思った)、です。

採用プロセスの詳細はNDAに引っかかるので書きませんが、履歴書審査のあとにコーディングテスト(Web)と面接がありました。コーディングテストがあったので、人生で初めて競技プログラミングをやってみました。その結果、コンピュータサイエンスで忘れているところがチラホラあって、その再勉強が楽しかったです。大学の必修科目および新卒採用の必須項目にすべきだと思います。CSの勉強を3日くらいやって臨んだ本番のコーディングテストはそこそこ難しくて、私は完答できませんでした。競技プログラミングに慣れている方であれば完答できると思います(今なら・・・私も・・・)。

面接後2週間ほどで「お祈り」メールが来ました。不採用の理由を伺いましたが、教えて頂けませんでした。実力不足ですね。おかげで(?)競技プログラミングの楽しさに目覚め、今もたまにやってます。

SoftBank

エージェントの紹介で受けました。孫さんがイケイケなので、どんな企業か興味があったからです。1次面接といいつつ、私のお願いでカジュアル面接にしてもらいました。お互いのことをちゃんと知りたいと思ったからです。先方は5名の方が私のために時間を作ってくれていて、色々と会話しました。とても和やかな会話で、SoftBankという企業のすばらしさや人間のすばらしさを感じることができました。一方で、私のビジョンとそこに至るためのキャリアを考えた時に、ここではないと感じたために辞退させていただきました。

NVIDIA

自社エージェントの紹介で受けました。外資に興味があったのと、私の専門である機械学習にはGPUが必須だったこと、そして次のキャリアではビジネスサイドを担当したいという想いがあったから受けました。ありがたいことに私に興味を持ってくれた技術営業のマネージャーの方がカジュアルな面接をしてくれました。先方は非常に優しく丁寧で素晴らしい方でした。この方は本当に人間性が素晴らしくて、このヒトと一緒に働きたいと思えるヒトでした。ここを辞退した理由は、私が次のキャリアではSoftware Engineerとしても働きたかったからになります。そしてNVIDIAのSoftware Engineer職は残念ながら私のコンピテンシーとは合わないと感じ、辞退することにしました。

楽天

自社エージェントの紹介で受けました。楽天は、私がプライベートでやっているApitoreと完全に競合するAlgorithmia (Seattle) に対して出資している企業です。私は正直言ってAlgorithmiaの一員になりたかったし、しかしそれが叶わないのでせめてAlgorithmiaに関わる企業に入りたいと思い、楽天に興味を持ちました。エージェントとのやりとりは完全に英語で、電話でスクリーニングしているのかもしれません。幸い私は英語はそこそこできるので、電話は(緊張しつつも)普通にコミュニケーションできました。エージェントから次に進もうという話があり、私はOKしていました。しかし、何故かそこから約1ヶ月ほどエージェントから連絡が途絶えました。1ヶ月後にエージェントから連絡が来ましたが、そのときには既に良いご縁を頂いていたので、辞退させていただきました。辞退の際にエージェントの方から電話がかかってきまして、とても丁寧かつ親切でした。エージェントの方は良いヒトだと思います。

PKSHA Technology

エージェントの紹介で受けました。正直言って、この企業のことは知らなかったです。しかし、45名のスタートアップなのに給与レンジが高かったので、興味を持ちました。調べてみると東大の松尾研中心のスタートアップであり、深層学習/機械学習/統計処理の実課題適用をやっていました。私の印象では、PKSHAはPFNに似たタイプのスタートアップで、PFNがエッジヘビーコンピューティングに重きを置いている(ように見える)のに対し、PKSHAはクラウドに重きを置いている(ように見える)印象です。PKSHAのミッションステートメントも私のApitoreで実現したいビジョンに近かったので、とても興味が湧きました。Twitterで「PKSHA興味がある!」と呟いてたら、先方のエンジニアから「一回遊びにこない?」とお誘い頂きました。呟いてみるもんですね!オフィスに遊びに行った所、取締役の山田さんとマネージャーの2名が対応してくれました。1時間ほど想いの共有をしました。対話の中で、「先方の求める人物像に私は当てはまらないかも」と思いつつも、ビジョンに共感したので採用プロセスに進みました。

最初にコーディングテストを受けましたが・・・大失敗しました。コーディングテストの問題レベルは決して高くはなかったです。私が変な勘繰りをしました。そしてケアレスミスもしました。案の定、お祈りとなりました。終わってから見直してミスに気づきました。・・・満点取れたなあ、あれ。悔いは残りますが、これが今の私の実力ということで更なる研鑽に臨みます。

Facebook Japan

とても面白い経験でしたし、日本語の記事はほとんど見なかったので、書ける範囲を別の記事で書きます。

おわりに

以上が私の転職活動になります。私が11月からお世話になる企業については一切書いていませんので、その話はまた別の機会に。

ちなみに、、、
職務経歴書は大事です。最初に作った職務経歴書は適当で、その結果ほとんどエージェントから連絡は来ませんでした。職務経歴書は転職活動の過程でどんどんブラッシュアップされていくので、転職の採用プロセスはどんどん受けた方が良いと思います。・・・と言っても、やはり行きたいと思える所しか受けないと思いますので、どんどん受けるというのは無理ですね笑。・・・ところで、履歴書と職務経歴書の両方を作る必要ってあるのだろうか?職務経歴書だけで良いと思うんですけど・・・。

あと転職活動はしんどいです。次回があれば、次はリファラル採用で転職したいですね笑 本人のコンピテンシーと性格が職場にマッチしていないと、転職はお互いにとってマイナスですから。
(リファラル採用は私の今後の活躍次第なので、私の今後の活躍をご期待下さい)

2コメント

  1. 素晴らしい経験です。新しい職場で開花されることを期待します。

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